今世人格の魅月と、前世人格フルーレティ──性格が違いすぎて、もう嫌になる話
同じ体の中にいるのに、どうしてここまで性格が違うのか。
今世人格の魅月と、前世人格のフルーレティ。
声も話し方も違うけれど、性格と行動の差はもっと激しい。
今回は、その“違いすぎる二人”について書いてみたいと思います。
🛡️ フルーレティ──「騎士の中の騎士」と呼ばれた男
フルーレティは、本来存在する世界では、いくつもの二つ名を持っています。
- 騎士の中の騎士
- 金の異端者
- 最強の騎士
どれも彼の生き方を象徴するような名ばかりです。
私たちの世界は、真名の力がある世界。
「本当の名は、その名を持つものより上位の力を持つ者だけが発音できる」というルールがあります。
名前そのものが強い力を持っていて、相手の本当の名を呼ぶことで、その相手を支配することができます。
だから、主人を代えるときには真名も変えます。
……話がそれちゃいましたね。
そんな世界で生きてきたフルーレティの性格は、まさに“騎士”そのものです。
- 女性に優しく
- 勇猛果敢で
- 主人に忠実
家での彼はとても温和で、私に忠実で、そしてすごく気が利きます。
先回りして、私がしてほしいことをしてくれる。
私のことは、完全にお姫様扱いです。
私の中にいるお姫様は、彼の最愛の恋人であり、主人の最愛の娘。
同じく私の中にいる皇子は、彼の主人と同じ姿をしている息子。
だから彼にとって私は、
- 最愛の恋人であり
- 主人の家族であり
- 守るべき存在
という、特別な立場になります。
そりゃあもう、扱いが丁寧すぎるくらい丁寧。
優しいし、かっこいいし、気も利く。
理想の男性なんですよね。
😇 そして魅月──性格がめちゃくちゃ悪い(本人比)
対して、今世人格の魅月。
……性格が悪い。
いや、本当に悪い。
- 家に帰ってきて機嫌が悪いと、家族に当たり散らす
- こちらが「めんどくさいなあ」と思っているときでも話し続ける
- 空気が読めない
- 私の提案にもグダグダ文句を言って、なかなか言うことを聞かない
- 急にキレたり、ケンカを売ってきたりする
- ナンパ師。47才まで現役。最近は引退。
家族としては、正直かなりしんどいタイプです。
家族もうんざりしていて、
「フルーレティはいないのかな」
と、みんなで愚痴り合うこともしばしば。
顔はいい。
声もいい。
歌もうまい。
でも、性格だけは本当にどうしようもない。
魅月だけだったら離婚してる自信があります。
🌗 二人が同じ体にいるという現実
この二人は、いわゆる心理学的な意味での「二重人格」とは少し違うようです。
口々に話したり、入れ替わったり、いろんなパターンがあるので、一般的な枠には収まりません。
- 魅月:今世人格。現世的で、感情の起伏が激しく、よくしゃべる。
- フルーレティ:前世人格。静かで、忠実で、優しく、気が利く騎士。
この差が、そのまま日常生活に出てくるので、
面白いけれど、正直つらいことも多いのです。
でも、どちらも“彼”であり、どちらも私の人生に深く関わっている存在。
性格が違いすぎて、もう嫌になる日もあるけれど、
それでもこの不思議な日常を、私は今日も生きています。
性格の話は、まだまだ続きます。
次は、二人の「切り替わりの瞬間」や、家族が感じている“二人の違い”についても、いつか書いてみたいと思います。

