前世と魂の記憶

前世の箱を開けるとき──青・赤・白、魂の色の記憶

前世の記憶は、いつも唐突に、色をまとって姿を現す。それは夢の残り香のようであり、魂の奥底に沈んだ光景が、ふと浮かび上がる瞬間でもある。この世界に生きる私の中には、いくつかの前世が静かに息づいている。前世の記憶は、ふとした瞬間に色を帯びてよみ...
前世と魂の記憶

ラテン語で語られる夢の断片──「ネリウム」が示すもの

夜が深まるほど、彼の魂は静かに目を覚ます。同じ体に宿る二つの人格──フルーレティと魅月。現世と前世の境界は、眠りの中でいちばん薄くなる。だから私は、彼の寝息の向こう側に、もうひとつの世界の気配をいつも感じている。彼の寝言は、ラテン語だ。それ...
土地の怪異(地域別)

土手を走る二本の棒──25年前の実話怪談

あれは、もう二十五年ほど前のことだ。栃木の田舎道を、当時の彼氏──いまの夫──が運転する車で走っていた。特別な夜ではなかった。ただ、暗い道を家へ向かって帰っていただけだ。けれど、その何でもない帰り道で、私たちは“説明のつかないもの”を見た。...
破月幻夜譚(世界観)

幻夜に揺らぐ魂の海と、前世の器

魂の海に潜り、前世の箱をそっと開く。色も深さも異なる海の記憶から、物語を拾い上げます。
プロフィール

Rueと騎士との転生物語と自己紹介

前世鑑定士として活動していた立花破月の自己紹介。前世の姫Rueと兄、現世の私に宿る三人格。前世で愛し合った騎士フルーレティと現世の夫・魅月との転生の物語を綴ります。